都会でもセミの鳴き声が聞こえてほっとしているめぐるです。でもちょっとだけ実家帰りたい。
だっさいタイトルですが、続きなのでご了承ください。
高校までは進学したんだっけか。
運よく受かって、しかも大好きな友達も一緒で嬉しかったのを覚えています。
ただちょっと音楽から離れてみようかなって思ったんですよね。
他の可能性とやらを広げるためにも。
それに”吹奏楽部”が嫌いだったんです。笑
”吹奏楽”は好きでした、もちろん今も。
”部活”というのが嫌いでした。人って群れるとろくな事ねぇなってすっごい思ってました。
当時は捻くれてたんです、、許してください、今は丸くなりましたよ多分。
それでこのままだと音楽も嫌いになっちゃうんじゃないかって怖かったんです。
まだそんなに自分の中で音楽が大きなものだってわかってなかったと思うんですが
音楽嫌いになったら生きる気力なくすなってどこかでわかっていたんでしょうね。
だから嫌いになる前に少し離れてみるのもありかなって思ったんです。
ただ仮入部期間、1度だけ友達の付き合いで吹奏楽部には顔を出しました。
あとはずっと水泳部に行って外で体動かして、先輩たちと話ししてプール入れるの楽しみだなーって能天気に考えてました。
だけどその1度行ったせいで私は吹奏楽部に入っちゃうんですねー笑
あぁいとをかし。
入部届だす瞬間まで迷ってはいました。
中学から一緒の友達は二人とも吹奏楽部に入るって決めていましたし、クラスにも吹奏楽部入る子が多かったですし、何よりずっとやってたものから離れるって怖いし意外とエネルギーも覚悟も必要で腹がなかなか決まらなかったんですよね。相談することもあんまりしなかったし。
そんな中、とある先輩がわざわざ1年生の教室まで私を勧誘しに来たんです。
準備やらなんやら忙しいだろうに「今日来ませんか?」ってめちゃくちゃきょどりながら来てくれたんです。その日はもう水泳部に行くと連絡してしまっていたので断ってしまったのですが、「あと一回ぐらい来てね、待ってるね!」ってきょどりながら言ってしつこく勧誘するでもなく去って行きました。そして私は一回も行きませんでした。ごめん。
変わった人だな、、ぐらいにしか思わなかったのですが
今思えば相当勇気出して教室まで来てくれたと思います。知ってる人からしたらわかると思いますが、面白いでしょ?
生意気なガキのために人見知りなのに頑張ってきてくれたんですよ、いい人だ。
そもそもなぜそこまでして勧誘しにきたのかと言いますと
コントラバス経験者ってレアなんですよ、SRぐらい。
楽器自体ない学校も多いですし、1団体に1人いるかいないかのレア人材です。(強豪校は別)
それに自分で言うのもあれですが、自己流にしてはそこそこ弾けたんですね。
なので”経験者+そこそこ弾ける=SSR”
そりゃあ入って欲しいわなって感じです。
しかもコントラバスに3年生がいなくて2年生のその先輩1人だけしかいない状況でした。
1人で練習する辛さはめちゃくちゃわかるんですよ。誰にも頼れないし、吹奏楽器とは色々と都合が違う。わりと孤独な部分多めだし(中学の時に感じたものですが)
うわーこれ私入ったらあの人めちゃくちゃ喜ぶよなぁ、、、いい人そうだし同じ楽器一緒に演奏するって楽しそうだなぁ、、、
と入部届を書き終えた瞬間、思っちゃったんです。
1回は”水泳部”って書きました。
でも先生が回収するギリギリでやっぱり先輩の顔出てきちゃって
出した入部届書き直させてくれって言って"吹奏楽部"で出し直しました。
やっちまった、、何やってんだ自分、、と思ってたら
あの先輩がまた迎えにきたんです。
ダメもとで迎えにきたと。可愛いですよね。笑
「どっちで出したの?」
「あー”すいぶ”で出したよ」
「え?だからどっち!?」
「え?」
「え?」
今でも覚えてる会話です。
そりゃどっちも略したら”吹部”"水部"だもんね、先輩ごめんよ。
出した直後はちょっと後悔だったけど
吹部で出したって聞いた先輩の顔がやっぱりめちゃくちゃ嬉しそうだったからこれでよかったなって思えましたね。
と言うわけで結局音楽から離れられない高校生活がスタート。
どうやって音楽以外のこともやっていこうか、、と思っていたら
なんと兼部可能。しかも行事が1年間通して盛り沢山(みんなで自主的に休み時間潰して行事やってました)
クソ忙しい。でもめちゃくちゃ充実してる。
勝手に自分のキャパが広がっていくし、何より死ぬほど楽しい。
自分でも長期休み中にバンジージャンプしたり、初海外(って言っていいのか微妙なところだけど)行ってみたり色々挑戦した。
本当に充実した3年間送ってましたね。
楽しかった。
そして気づいたらもう分岐点。はえー。
またしても漠然と音大か理系の国立大に行きたいとしか答えが出てませんでした。
色んなことやってたら全部楽しいんだもーん、
欲張りなもんで1つにしぼりたくなくなっちゃったんですよね。
ただ進路は決めなきゃいけないってことで、とりあえず悩む時間を最大限にしようと。
先生に相談して国立理系コースに入れてもらい、どっちでも受験できるように勉強してました。
音大受験を考えたら私立文系コースに入るのが妥当なんですが好きな数学ができないのは嫌すぎて欲張りました。微積楽しかった。
テストとかは壊滅的な酷さでしたけど、やりたいことできたし、悔いはない。
(眠すぎて微積の小問全部逆でやっちゃって赤点取ったのはいい思い出)
とまぁなんともアホなことやってたんですが、どんどん期限は迫ってくるわけです。
どうしたもんか、、鉛筆でも転がそうかなって思ってた時にある言葉が引っかかったんです。
Always do what you are afraid to do .
最も困難な道へ挑戦せよ。
いやー惚れるよね、高校の元校長が言っていた言葉です。
カッコよすぎる。
今となっては怠けそうになったときの戒め兼人生の教訓にしてます。
最も困難な道かぁ、、私にとっての困難な道、、
はっっ(° ° )
こんだけ大好きなのに悩まされて辛くてしんどいものがあるじゃないか!
しかも今までの人生でずっと一緒にあるものなのに全然わからないやつ!!
ってことで、私は音楽を選択しました。
もちろん楽しいからって言う理由ありきですよ。
じゃなかったらただのどMです。さすがに違います。
楽しくて、人と共有できて、面白い。
姿かたちのない不確かなもの、飽きることのない永遠の課題
いろんな言い方できるんですけど
まとめると音楽は私にとっての最も困難な道ってことです。
あ、、まだなぜ”指揮者”を選んだか書いてないじゃん、、やべ、、、
よしまた今度書きます。笑
長くなって申し訳ないです。
でも私の人生の分岐点の選択理由として大体が
”楽しいから”
です。
せっかく生きてんなら楽しい方がいいに決まってる。
かけ足になっちゃったごめん!眠いの!
今日はこの辺で、また。
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